忙しい造園の職人さんも、このニュースを見ておけば最新事情通になれるEDGEs週刊ニュース。ついにサッカーワールドカップが閉幕しましたね。強い国は強い。日本の造園や刃物もかくありたいと願いつつ、第17号です。
今週は祇園祭が最大の山場を迎え、縄絡みの職人技が都市の祭礼を支えました。日比谷公園ガーデニングショーについては参加応募者に出展通知が届き始め、秋の本番に向けた作庭が動き出しています。今週のニュースは5本。特に海外の造園・刃物業界では目立った動向は見られなかった週になりました。
造園・庭職の動向
【伝統行事と職人の仕事】
祇園祭「前祭 山鉾巡行」挙行。釘を使わない縄絡みの技が都市の祭礼を支える
7月13日に前祭の山鉾建てが完了し、宵山(14日〜16日)を経て、7月17日(金)に「祇園祭 前祭 山鉾巡行」が挙行された。32基の山鉾を釘を一切使わずに荒縄のみで組み上げる伝統技法「縄絡み(なわがらみ)」は、長年にわたり職人の手によって受け継がれてきた高度な手仕事だ。巡行終了直後の7月18日(土)からは後祭の山鉾建てがすぐさまスタートし、酷暑の中でも職人の仕事が続く1週間となった。
出典:京都祇園祭山鉾連合会・八坂神社 公式情報
【展示・公募】
「第24回 日比谷公園ガーデニングショー2026」出展決定通知が7月中旬に発送。秋の作庭へ
公益財団法人東京都公園協会が主催する「第24回 日比谷公園ガーデニングショー2026」(10月17日〜25日)の審査結果と出展決定通知が、7月中旬に応募者へ送付された。出展が決まった造園職人やデザイナーは、秋の本番に向けた具体的な作庭・施工計画へと進む重要な節目を迎えている。
出典:公益財団法人 東京都公園協会
行政・業界動向
【安全管理・労働環境】
帝国データバンク調査:建設業の73.6%が猛暑による事業への支障を報告。造園現場でも熱中症対策が本格化
帝国データバンクが7月17日に発表した「猛暑・酷暑に関する企業の動向アンケート」によると、業種別で建設業が73.6%と最も高い割合で猛暑による事業への支障を報告した。全業種では87.8%の企業が猛暑対策を実施・検討しており、屋外作業が主となる造園・外構現場でも熱中症警戒アラートや暑さ指数(WBGT)に基づく作業中断基準の徹底、ファン付きウェア・冷却資材の導入など、職人の安全管理体制の強化が急務となっている。
出典:株式会社帝国データバンク 2026年7月17日
【造園・ネイチャーポジティブ】
石勝エクステリアが「NATURE TECH!」熊本に出展。造園の環境テクノロジーを国際発信
7月14日・15日、熊本城ホールで開催された「グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026」の併催展示会「NATURE TECH!」に、石勝エクステリア株式会社(東急グループ)が東急不動産ホールディングスと共同出展した。都市の生物多様性保全や生態系ネットワークの構築、熱環境緩和など、造園・緑化分野における最新のグリーンインフラ技術が国内外の関係者に向けて発表された。単なる景観形成を超え、環境課題の解決手段として造園業が国際的な場で存在感を示した事例として注目される。
出典:石勝エクステリア株式会社 PR TIMES 2026年7月17日
緑化・行政・業界動向
【国際イベント・緑化政策】
GREEN×EXPO 2027 公式ポップアップストアがJR新大阪駅にオープン(7月13日〜)
2027年3月に横浜で開幕する「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」の広報拠点として、「EXPO 2027 オフィシャルポップアップストア JR新大阪駅 新幹線ホーム店」が7月13日(月)に期間限定でオープンした。新幹線利用者を中心に関西圏での認知拡大を図る取り組みで、公式グッズの販売や博覧会PRが行われている。開幕まで8ヶ月を切り、国内各地での周知活動が加速している。
出典:2027年国際園芸博覧会協会
【出典・引用元について】
本記事のニュース項目は、各公式発表および報道に基づきEDGEsが独自に構成・要約したものです。数値の詳細や最新の正確な情報については、引用元メディアにて直接ご確認ください。